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雅楽の話
伎楽について②【其の十二】
宮内庁楽部の上家は竜笛の他に伎楽笛方として伎楽の笛を相伝し東大寺興福寺仏生会の伎楽に奉仕していた。 差し支えた時は芝家に依頼しており、明治二年の最後の伎楽には、芝葛鎮が興福寺にて奏し、その後、伎楽笛譜が伝わっているという。 今回、芝祐靖氏... -
雅楽の話
伎楽について①【其の十一】
以前に、伎楽(妓楽=呉歌舞)について少し記しました。 今回、もう少し詳しく書いてみます。 「昭和五十五年十月十七日、東大寺大仏殿前庭は五色の幕でおおわれ、金色の鴟尾が続く。かつて異国の調べにのり、目もあやな衣ころもをなびかせ、天平人の目を... -
雅楽の話
神社の祭典【其の十】
祭典の奏楽の話のついでに、神社の祭典奏楽にも触れてみましょう。 童謡「村祭り」に“村の鎮守の神様”とういう歌詞が出てきますが、これは村社=氏神様のことです。 旧官幣大社(出雲大社、春日大社など)の大きな神社の祭礼などは、なかなか見る事はでき... -
ひろいせかいや
世界に通用する美とは【山田潤史②】
時間にしてわずか10分。 コレクションのショーは大団円を迎えました。 こんな機会は滅多にないと、ショーの観覧を終えた私は厚かましくもほんの少し前まで美しいモデル達の歩いていたランウェイに踏み入れたのです。 怒られまいかとヒヤヒヤしましたが、み... -
未分類
教区裏庭に石庭が出現!
教務支庁舎(平成14 年新築)の南側に当初より植樹されている庭木の中の樫の木1 本、ヒマラヤ杉1 本が、昨年の猛暑で葉枯れと成り、今春に新葉の芽吹きを期待しましたが、叶わず枯れ木と成り、3 月初旬に伐採いたしました。 そうした中、五條支部より神殿... -
行事記録
第46回総会を開催【5月8日】
道の教職員の集いでは、5月8日 第46回総会を教務支庁を会場に開催した。 総会は、増田正義担当主事の挨拶の後、今年度の事業計画や予算の審議を行い、全員の賛同を得て承認された。 その後、談じ合いを行い、教育の現状や子どもたちを取り巻く今日的な課... -
行事記録
教祖誕生祭を開催【5月6日】
奈良教区教誨師会(西岡、西尾教誨師)では、5月6日奈良少年院にて、今年度の教祖誕生祭を開催した。 本年も昨年と同様、コロナ禍で通常の開催が出来なくなったため、院には記念品(図書『教祖物語』他)を院生、職員には菓子を贈った。 当日、同院の面会... -
行事記録
ひのきしんデー【4月29日】
「全教一斉ひのきしんデー」が、今年も昨年同様、新型コロナウィルスの感染拡大防止を充分に講じたうえで、管内各所で4 月29 日に実施された。 当日は、あいにくの悪天候。風雨が強まる中、会場に集まって実施した支部もあったが、コロナ禍で教会や各よう... -
行事記録
拡大例会と婦人会みやびの会開催【4月2日】
五條支部(植川 茂支部長)では、4月2日南和分教会を会場に支部拡大例会を実施、教会長夫妻並びに布教所長40名が参加した。 この例会は1月に開催予定であったが、コロナ禍により延期されたもの。 当日はマスク着用の上、窓を開放して間隔を開けて座わった... -
行事記録
女鳴物研修会【3月17日】
3月17日、午前10時より教務支庁において、本部婦人・梶本美知子先生を講師として迎え、女鳴物教区講師勉強会を行った。 教区講師として18名が集まり、熱心な講師の指導を受けた。 鳴物の構え方、扱い方や特徴など、教える立場の者が統一性を持って教えられ... -
雅楽の話
祭典の奏楽【其の九】
さて、祭典の話に戻ります。 教会によって多少の違いはありますが、まず開扉から始まります。 そして献饌。 あらためて会長以下おつとめ奉仕者が参進して祭儀が始まります。 雅楽が演奏され、祭主が親神様、教祖、祖霊様を参拝。 参列者は祭主に合わせて参... -
雅楽の話
大嘗祭【其の八】
ところで、令和になって八ヵ月が過ぎました。 十一月十四日から十五日にかけて大嘗祭が行われました。 天皇が即位され、生涯に一度つとめられる儀式(祭典)です。 大嘗殿の右側に悠紀殿があり、双方の御殿で天皇が神様と対話をし、食事をされます。 現在...