ひろいせかいや– category –
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すみきりましたがむねのうち【最終回】
この連載が始まってからおおよそ2年半が経ちました。 スタートの記事には、私の幼少期と高校時代を過ごしたアメリカのことを書かせていただきました。 高校を卒業してその後、私は日本に帰っていろんなご縁を頂き、オーストラリアやヨーロッパ諸国などアメ... -
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ことばを残し伝える【髙橋冬樹②】
前月は香港の言語について、「両文三語」という言語政策を中心にご紹介しました。 「両文」とは、中国語の標準語と英語の書き言葉を指し、そこに現地で生まれ育った香港人の母語である広東語を加えた話し言葉が「三語」を意味します。 実はこの広東語、今... -
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言葉一つ【髙橋冬樹①】
「『ことば』を使わずに考えてみてください。」 そんなことできるはずもないのですが、ある先生に問いかけられたこの一言で、普段何気なく使っていることばがどれだけ大切なのかを理解できた気がしました。 皆さんもぜひ一度試してみてください。 今回... -
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身の回りに溢れる”中国製”【山本伸裕②】
今回は留学時代ではなく、前職での海外出張で見た中国の製造現場の話を記そうと思います。 以前私はあるメーカーで商品の企画開発の仕事をしていました。 詳細を記すと、雑貨や生活用品を扱う小売店へ商品の企画提案を行い、そのアイデアをもとに生産工場... -
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郷に入っては郷に従え【山本伸裕①】
教祖130年祭の前日、21歳の私は関西国際空港に降り立った。 中国の蘇州という街での1年に渡る留学から帰国したのである。 留学生活での確かな成長、学び、達成感と寂しさで胸がいっぱいだったのを覚えている。 1年も生活をしていると衝撃的な経験もたく... -
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21st【中田大安②】
日本ではこれまで新成人となる20歳の大きな節目の年に、成人式などの行事で盛大にお祝いをしてきた。 しかし、今年度より成人年齢が約140年ぶりに18歳に引き下げられたこととなった。 今後成人式がどのように行われるようになるのかは興味を惹くところ... -
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当たり前じゃない世界【中田大安①】
日本から赤道を超え、南へ約8千㎞。 オーストラリアの地で過ごした6年半は、私の人生のかけがえのない宝物となっている。 「わあ、空が広い」ありきたりな感想だが、まだ純粋な心を失っていなかった若干15歳の私が、異国の地に降り立った瞬間に最初に抱い... -
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行ってみないと分からないこと【石見元信②】
台湾で留学生活を送る中で、にをいがけにも行かせていただきましたが、日本とは大きく異なる宗教観に驚きました。 繁華街で神名流しやよろづよ八首てをどりをしていると、物珍しさからか写真を撮っていく人、路傍講演をしていると、立ち止まって聴いてくだ... -
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中国語の熱いシャワーを浴びてこい【石見元信①】
天理大学在学中に文化実習で約3週間、台湾へ行ったのが初めての訪台となり、その後も言語劇の海外公演や交換留学と何度か台湾を訪れる機会がありました。 中国語専攻の先生から文化実習や留学に行く前に度々言われたのが「日本で中国語を勉強していても... -
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行ってみないとわからない!【北野雄始②】
【「常識の崩壊編」】 台湾への渡航を機に「チャンスがあれば海外に行きたい」と思うようになった私に、父が「アメリカで教会長をしている同級生がいる」という話をしてくれました。 憧れの国アメリカ。 この願ってもないチャンスを、掴みにいかない理由は... -
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行ってみないとわからない!【北野雄始①】
【「決意のコーヒー編」】 学生時代、父から常々海外へ行くよう勧められていましたが、毎日の生活が充実していたこともあり、父の言葉に聞く耳を持てませんでした。 そんな私に、25歳の時、初めての海外、台湾へ行く御用を頂きました。 上空から目にする台... -
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手を合わせる【橋本孝介②】
私がタイで生活していた毎日の中で、一日一度は必ず行う動作がありました。それは合掌です。 タイでは多くの方が主に仏教を信仰されており、街の至る所にある寺院で手を合わせる姿をよく目にします。 また、「こんにちは」「さようなら」などの日々の挨拶...