コラム– category –
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手を合わせる【橋本孝介②】
私がタイで生活していた毎日の中で、一日一度は必ず行う動作がありました。それは合掌です。 タイでは多くの方が主に仏教を信仰されており、街の至る所にある寺院で手を合わせる姿をよく目にします。 また、「こんにちは」「さようなら」などの日々の挨拶... -
雅楽から生まれた言葉⑦【其の三十】
申し合わせ 打ち合わせと同じ意味で、前もって相談をすること。 下相談をすることをいいます。 応仁の乱以降、京では楽人の手が足りないことがあり、大阪・奈良の楽人を京に招き、演奏に参加するのだが、普段交流のない楽人たちが集まっても簡単に合わせら... -
雅楽から生まれた言葉⑥【其の二十九】
二の舞 前の人と同じような失敗をした時に使われます。同じ失敗を再び繰り返すことを言います(二の舞を踏む)。 二の舞は舞楽の曲名です。 安摩) の二人が舞台に上がり、二人の舞を真似て舞い始めます。 しかし、上手に舞えず滑稽な所作をするところから... -
雅楽から生まれた言葉⑤【其の二十七・二十八】
千秋楽 この言葉を知っている人は多いでしょう。 相撲の最終日のことを言いますね。 その他、芝居などの興行の最後の日、また、物事の終わりなどにも使われます。 千秋楽は雅楽の盤渉調の曲名です。 後三条天皇か、近衛天皇の大嘗会に作られた曲です。 こ... -
バンコク全50区おたすけマップ【橋本孝介①】
今から5年前の2017年2月に、青年会海外人材派遣生として、私はタイの首都バンコクにある天理教タイ出張所で青年勤めをスタートしました。 お道の御用に加え、出張所が開く日本語教室や少年会の鼓笛練習、日本文化体験など、様々なことをさせていただきまし... -
雅楽から生まれた言葉④【其の二十六】
序の口 物事の始まりのことを序の口といいます。 相撲でも最初は序の口から始まり、次いで、序二段などとあがって行きます。 相撲では、上の口(上にあがる最初の段階)といっていたのが、序の口となったようです。 この序の口は相撲の番付から来た言葉だ... -
雅楽から生まれた言葉③【其の二十五】
こつ コツー物事をする場合のかんどころ。要領をいいます。 物事の要点を把握し、核心を外さないように扱うさま。要領を得た様子のこと。(実用日本語表現辞典) 漢字では「骨」と書いて、物事の本質を掴つかむ様を表す。というのが一般に使われています。... -
知ること、そしてやさしい心【永尾和繁②】
「大確幸」 2015年の国際サミットで採択され、近年日本でも取り上げられている「SDGs(=持続可能な開発目標)」。 17個の具体的な目標を2030年までに達成し、国際全体で社会問題を解決していこうとする動きだ。 その中でも「ジェンダー平等... -
雅楽から生まれた言葉②【其の二十四】
楽屋 楽屋とは、劇場やテレビ局などで出演者などが控える部屋です。 出演者などはこの部屋で更衣や化粧をして出番を待ちます。 雅楽では、楽人が奏楽をする場所でした。 昔、庭に舞台を造り、楽屋はそばに仮設のものを造り管方の演奏する場所にしていまし... -
知ること、そしてやさしい心【永尾和繁①】
「言葉は文化である」 私は、日本の大学を卒業後、韓国の大学院で韓国学という学科にある韓国語教育専攻に進学させて頂いた。 そこでは、歴史・文化・言語などの多角的な視点から韓国という国について勉強させて頂いた。 冒頭は、その大学院のある講義で耳... -
雅楽から生まれた言葉①【其の二十三】
塩梅(按配) 物事の具合や様子、また程よい加減のときに用いられます。 その表現する意味は① 物事の具合や様子② 身体の具合や様子③料理の味付けの具合④物事を程好く処理した場合。 などが挙げられます。 よく、塩梅の語源は料理の塩加減から来ていると思... -
枕草子 二百七①【其の二十二】
笛は 横笛、いみじうをかし。遠うより聞ゆるがやうやう近うなりゆくもをかし。近かりつるが遥かかになりて、いとほのかに聞ゆるも、いとをかし。車にても、徒歩のやうに見えたり。 《注釈》 笛は 横笛が、とてもすばらしい。 (その音が)遠くの方から聞...