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オーストラリアンスクールライフ【永尾篤夫①】
シドニー、メルボルンに続くオーストラリア第3の都市ブリスベン。 私は高校3年間をここで過ごしました。 初めてオーストラリアに着いて空港を出ると、突き抜けるような青さの空と穏やかな風が私を包んでくれたのを今でも覚えています。 ブリスベンの近く... -
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管絃音義【其の七】
また話はそれますが、江戸時代の曲亭(滝沢)馬琴の「燕石雑志」に面白いことが書かれていますので、紹介しておきましょう。 「桃太郎、鬼ヶ島は鬼門を表せり」とあります。 鬼門は北東=丑寅の方角であり、鬼たちは、丑の角を持ち、虎のふんどしをしてい... -
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ご存命の教祖を感じた日【村田明彦②】
陽気な人々が暮すフィリピン、この国へ訪れた理由と心に残ったある出来事を今回は書かせて頂きたいと思います。 フィリピンに行くことになったのは、天理大学在学中に国際交流プロジェクトに参加したからです。学生だけでなく社会人の方々も一緒になって、... -
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陽気なフィリピンの人々を訪ねて【村田明彦①】
三十六年間の人生で約二年半海外で生活させて頂きました。 そのうちフィリピンで過ごした一か月のお話をさせて頂きます。 フィリピンは正式にはフィリピン共和国といい、七千以上の島からなる島国です。 言語は公用語としては英語とタガログ語という母国語... -
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台湾の宗教観【西澤徳彦②】
今回は現地の事を知るうえで欠かせない宗教観について書いていきたいと思います。 日本だと地域によって差はありますが、宗教に対して良いイメージや、関わりたくない雰囲気があると思います。 私も今まで、「天理教を信仰しています」とか「家が教会です... -
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台灣便利商店【西澤徳彦①】
私は天理大学を卒業した翌月から、台湾伝道庁で青年を2年間つとめました。 青年といっても午前中は言語学校に通い、昼から青年勤めをしました。 台湾は九州ぐらいの大きさで、東京から2163km離れた所にあり、与那国島からでは沖縄本土よりも台湾のほう... -
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My Old Kentucky Home 【田中敏行②】
いろんな国に行かせていただき感じたことは、「宗教」というのが生活、または国のルールのベース(基礎)になっているということ。 その中でもアメリカは、もちろんのことですが、キリスト教の教えがベースで成り立っていると感じました。 特に私の暮らし... -
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My Old Kentucky Home 【田中敏行①】
「Help! Help me!」 日本のとある保育園のトイレから英語で悲痛な叫び声が響いた。 駆けつけた先生が目にしたのは、和式トイレの使い方を知らず、便器にお尻がはまり、抜け出せずに泣いている田中少年であった。 私は3歳から6歳、そして14歳から18歳までの... -
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雅楽の調子【其の六】
鎌倉時代に書かれた楽書(雅楽の書物)に、「管絃音義」という書物があります。これは、天にある星、そして方位、時間、四季、色などを雅楽に当てはめ(コラボ)たものです。 順番に説明しましょう。 中央に位置するのが、壱越調に近い音を基調に音階がつ... -
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音取と調子【其の五】
さて、奏楽の話に入って行きましょう。 祭典で楽人が所定の位置に着席いたします。ほとんどの教会では中段でしょう。座る序列は、鞨鼓・琵琶・筝・笙・篳篥・龍笛の順です。 そして、まず音取が奏されます。この音取というのは、洋楽で言うチューニングで... -
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琴、瑟相和す【其の四】
こうした古い雅楽器の名前を使い、「琴わす」という言葉があります。夫婦仲がとても良いことをあらわしています。 その出典は、詩経、小雅の常棣に、 妻子 好合し 琴瑟しむとあります。 つまり妻子、兄弟が和して楽しむのであり、一家の和合を歌いあげた... -
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でんでん太鼓と笙の笛【其の参】
話はまたまた横道にそれますが、皆さんは「でんでん太鼓に笙の笛」という言葉を知っていますね。 これは、江戸子守唄の一節です。その歌詞は、 です。 この曲は日本の伝統的な子守唄で、江戸時代 の文化文政時代の頃から記録があり、江戸から 始まって各...