【信仰随想6】てびきを受けとめ次世代へつなぐ 生駒支部長 田中年男

昨年4月より生駒支部長としてつとめさせていただくことになりました。

時あたかも教祖百四十年祭三年千日に向けて動き出そうとする年、秋季大祭には真柱様より「諭達第四号」を発布くださるという節目の年であります。

それまでの三年間は新型コロナウイルスの影響で支部活動といっても、毎月の支部例会はあるものの連絡事項のみだけの月が多かったように思います。

今年に入って教区よりの配布物が増えてきて、やっと以前の流れが戻ってきたような気がいたします。

今、支部では10月29日に行われる「ようぼく一斉活動日」に向けて、支部として「自主プログラム」をどのようなものにするかを、毎月役員の方々に集まってもらい協議を重ねている最中であります。

一人でも多く支部内のようぼくの方々にこの「活動日」に参加してもらい、支部活動を活発にしていけたらと思います。

諭達に「すべては私たちに心の入れ替えをうながされる子供可愛い親心の現れであり、てびきである。」と聞かせていただきます。

私たち人間には、心の自由をお与えいただいています。

心の使い方次第で、良き方向に向いたり悪しき方向に向いたりするのでありますから、年祭に向けて人々が互いに立て合い助け合う心づかいを培っていきたいものであります。

私は教会長として三度目の年祭活動を迎えています。

教会としてまた個人として、教祖百四十年祭に向けて定めた心を変わることなく教祖にお喜びいただける通り方を続けていきたいと思います。

年祭活動、三年千日というと、教祖のお通りくだされた御苦労を偲ばせていただき、不自由して通る。ということが思い当たりますが、それだけではなく、その中に込められた親の思いに添い、「ふしから芽が出る」とのお言葉のふしを喜び、勇みに切り替えられる心の持ち方をこの旬に学ばせていただければと思います。

現在、教会は四世代十人で生活させていただいております。日々共に笑い共に悲しみ共に願い、時には思いが伝わらずということもありますが、心の向きを一つにして通らせていただいております。

毎夕全員で夕づとめをつとめ、お願いづとめ、諭達拝読が終わったら孫4人で少年会のお誓いを親神様の御前で言ってくれています。

理解して言ってる子も理解していないながらも兄姉の真似をしてる子もおりますが、親から子、子から孫へと教えを繋いでいく一歩一歩の積み重ねになっているのではないかと思います。

こどもおぢばがえりも4年ぶりに再開され、夏のおぢばは子供たちの笑顔で溢れています。

我が教会からも息子夫婦が中心になり2回日帰りで開催し、参加した子供たちは「楽しかった」と言って帰ってくれました。

4年ぶりという事は、殆どが初参加してくれた子ばかりです。

来年に繋げられるよう丹精していきたいです。

年祭に向けて歩んだ道を振り返った時に親々に少しでも喜んでもらえる年祭活動を歩ませていただきたいと思います。