教務支庁舎(平成14 年新築)の南側に当初より植樹されている庭木の中の樫の木1 本、ヒマラヤ杉1 本が、昨年の猛暑で葉枯れと成り、今春に新葉の芽吹きを期待しましたが、叶わず枯れ木と成り、3 月初旬に伐採いたしました。
そうした中、五條支部より神殿建築願の出願があり、4 月初めに教区長視察のお供をさせていただいた際に、当該教会長より、普請に伴い庭木・庭石の移設を検討しているとの話が有り、急遽、庭木・庭石一式を教区に頂戴することに成りました。
植木の移植は時期的に早い方がいいとのことから、18 日に実施、その作業をする中で、庭石には苔が生え、それを生かさねば勿体ないとのことから、24 日に枯れ木を伐採した跡地に約20 ㎡の庭の石組と庭木の移植が完了しました。
庭木が枯れ、伐採され残念に思っていたことが直に、この様な形となってお与えいただいたことに、不思議なご守護を体験いたしました。
また、今後教区の福祉部の緑化活動に繋げていくとのことであり誠に有難い限りです。
更には、作業中に伐採した枯木の根株を掘り起こす際に分かったことですが、ヒマラヤ杉の株の半分が腐っていたことが暑さだけでは無い枯れの原因であったものと思われます。
最後に、提供下されたやまとほがらか分教会(やまとよふき)に、また作業に当たりひのきしん下さいました秋津大教会の皆様にお世話になりましたこと御礼申し上げます。(記:池之側書記)