厳冬の能登半島へ独自出動【奈良教区災救隊】

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元日に「令和6年能登半島地震」で甚大な被害を受けた能登地方は復興最中の9 月、同じ地域に大雨による洪水で二重の災害となった。

こうしたなか、災害救援ひのきしん隊奈良教区隊(植田一平隊長)は、教区独自で出動を決め、12月8日~ 10日にかけて、寒さ厳しくなった石川県輪島市へ隊員7 名が出動し、ブロック塀解体などの救援活動を行った。

【活動記録】12/8~12/10 輪島市を拠点に作業〈作業- 被災家屋のブロック塀解体〉
・奈良教区隊 第五次隊7名
的場貞文、植田義久(常任委員)、鈴木健司(南奈良)、松田崇(宇陀)、小﨑真太郎(東吉野)、倉本効、和田太一(西吉野)

今回は、支部担当者や常任委員から奈良教区隊として独自の出動をしたいという声が上がり、教区長の承認を経て、出動に到った。

8日午後2時、出動隊員は教務支庁に集合。資材や物品を積み込み、午後3時結隊式の後出発した。

この度の出動は独自の出動であったため、宿営地や活動場所を探す所から着手し、災害救援ひのきしん隊冨松本部長や支部担当者などの伝をたどり、活動場所と宿営地を決定した。

宿営地である輪島市社会福祉協議会「ふれあいプラザ二瀬(ふたせ)」に到着したのは8日午後9時頃。

畳の部屋にマットや暖房が完備されており、隊員等は持参したシュラフと共に快適に就寝することができた。

明けて翌日、輪島市で支援活動を行う団体「ふれサポ広島」よりブロック塀解体の要請を受け、高さ85㎝の塀を35m、高さ1mの塀を50m、計2カ所の現場を2日間で解体した。

10日正午頃、作業終了。午後8時頃教務支庁へ帰着した。