記録
参加団体…7団体(16チーム)
参加選手数…154名
(うち、中学生27名)
主催者手記
宇陀ときわぎキッズ代表 橋本道雄
コロナの感染拡大によって、この夏も「こどもおぢばがえり」をはじめ、教内のあらゆる行事が中止となりましたが、「限られた状況にあっても、子ども達に信仰の喜びを伝えたい」という思いから、各支部で活動するチームの代表者で談じ合い、一から大会を企画し、8月29日奈良教区文化体育部主催で「中和ドッジボールフェスティバル」を宇陀市大宇陀体育館において開催しました。
感染対策を徹底するため、参加者を県内中南部地域に限定するなど、感染拡大予防ガイドラインに沿って進めました。
「喜ばさずには帰されん」という教祖の温かい親心を我が心として運営に当たらせて頂く中、「今日こうしてドッジボールが出来るのは決して当たり前ではなく、親神様、教祖のご守護のお陰であること」そして、「こうした時だからこそ、相手を思いやり、一手一つの心で互いに助け合うことの大切さ」を参加者に伝える機会になった思います。
午前の部ジュニア部門では「三輪ウインドファイアーズJr」が、また午後の部オフィシャル部門では「香芝カッシーズ」が、更にシニア部門では「秋津サウザンホークス雑草魂」がそれぞれ見事に優勝を果たしました。
どの試合も全てのチームに金メダルを贈りたいと思うほど素晴らしい内容でありました。
大会テーマの「一手一つの心を養うドッジボール」にふさわしいハツラツとした子ども達の姿に私たちスタッフもたくさんの元気をもらいました。更に各チームのOB ( 中学生) の皆さんも終始爽やかな態度で運営ひのきしんにあたってくれ、シニア部門では高度なプレーで大いに会場を盛り上げてくれました。
東京オリンピック・パラリンピックをが開催されたこの夏、道の将来を担う天理ドッジの子ども達には特別な夏の思い出になったのではないでしょうか。
三輪ウィンドファイヤーズ代表 榮嶋勇次(実行委員長)
コロナ禍により天理ドッジボールフェスティバルや教区の大会は中止、一般の大会もまだ開催が危ぶまれています。子供たちにとって大会目指して練習をする中で、体力や集中力、技術そしてチームワークが高まり、自然と他者を思いやる気持ちが大きくなっていきます。大会がなくなるということは、そういった気づきの場が無くなるので、大きな問題なのです。 そういう中で、宇陀ときわぎキッズの橋本さんや田原本シューターズの刀祢さんたちと、なんとか大会が開けないかと相談し、教区の大会実行委員会で提案されていた地域限定の大会を開くことができました。 ドッジボールは地域に根差した活動です。鼓笛隊と違い、同じ学校や地域の子どもたちが、広い体育館で練習を行うことができ、感染対策を十分にすることによって、リスクはかなり抑えられると思います。子供たちは自粛自粛でストレスが溜まっており、コロナ禍の時だからこそ教会活動として子どもたちをのびのびと育成できるドッジボールを取り入れて頂くことをお勧めいたします。 今大会開催に大きな親心でお応えいただきました教区長先生はじめ文化体育部の先生方に厚くお礼を申し上げます。