【信仰随想12】地域に陽気ぐらしの種を 郡山支部長 植田孝雄

教祖百四十年に向かう三年千日も、1年目が過ぎ2年目に入りました。

去年を振り返り、私自身、教祖にお喜びいただけることができたか思い返してみて、足りなかったことが多いと感じています。

しかしながら、今も結構に親神様の御守護をいただいて元気に暮らさせていただいていることに感謝して、かりものの身体を、教祖にお喜びいただけるように使わせて頂きたいと思います。

支部長の御用をいただいてから8年が過ぎようとしています。

新型コロナウイルス感染症でいろいろなことが制限されていましたが、ようやくコロナウイルス感染については5類になり、本部の諸行事も再開されてきています。

教会においても、支部の活動についても、だんだんと動き出しています。

しかし、なかなか以前のようには戻ってはいないように感じます。

諭達の中に「日頃からひのきしんに励み、家庭や職場など身近なところから、にをいがけを心掛けよう。事情で悩む人々には、親身に寄り添い、おつとめで治まりを願い、病む者にはおさづけを取り次ぎ、真にたすかる道があることを伝えよう。」と、あります。

私は、日々の信仰生活の中で、朝夕のおつとめで親神様の十全の御守護に感謝し御礼申し上げ、人のたすかりや事情を治めていただけるようお願いをして、ひのきしんの精神を胸に通らせていただいています。

さて、昨年は年祭活動を進める中、10月29日には、「第一回ようぼく一斉活動日」を郡山大教会で開催し、予想を上回る参加者の御守護をいただき、結構につとめさせてもらいました。

内容面においては、支部役員の方々と相談し、支部の状況にあわせて検討を重ねて、講話、地域別の懇談(顔合わせ)と決定し、行いました。

支部管内のようぼくの半数以上は、所属教会が他支部・他教区にあります。

そして、地理的にも大和郡山市、生駒郡四町(安堵町・斑鳩町・三郷町・平群町)と広範囲にわたるため、あえて地域ごとに集まって懇談(顔合わせ)という時間を入れました。

プログラムの進行状況でその時間が短くなったのは、反省するところであります。

近くに住んでいても、お互いがようぼくであることを知らなかった、ということもよくあります。

人のつながりができれば、近くで集まり、何か出来ることを見つけてすることも可能です。

その地域の方々の勇みの種となると思います。

身近なところで、にをいがけ、路傍講演、神名流し、ひのきしん等々と、いろいろな活動が展開されれば素晴らしいと思います。

次回「第二回ようぼく一斉活動日」の開催について、只今検討中ですが、支部の状況に合わせて、一人でも多くのようぼくの方々に参加してもらえるように相談を重ねて、参加された方々が、次の「第三回」にも来ていただけるよう考えていきたいと思います。

あと4回開催される「ようぼく一斉活動日」を通して、参加された方々が互いにたすけあい、励ましあい、一手一つになって、それぞれの地域に陽気ぐらしの種を蒔かせていただけるよう、精一杯務めさせていただきたいと思います。