私は天理大学を卒業した翌月から、台湾伝道庁で青年を2年間つとめました。
青年といっても午前中は言語学校に通い、昼から青年勤めをしました。
台湾は九州ぐらいの大きさで、東京から2163km離れた所にあり、与那国島からでは沖縄本土よりも台湾のほうが近いぐらい本当に日本に近い国です。
飛行機でも約3時間で着き、渡航費も今はLCCのおかげで比較的リーズナブルで行くことができます。
物価は比較的日本より安く、コンビニで500mlの水が台湾では約50円で売っています。
台湾は日本から近くて渡航費も高くなく、物価は安くて治安もよく、すごく行きやすい国の一つだと思います。
台湾は親日家でも知られている通り、町の至る所に日本語が書いてあり、日本企業、日本の飲食チェーン店も多数あります。
街中を歩いていると日本と同じく至る所にコンビニエンスストアもあり、しかも日本のセブンイレブンとファミリーマートが半分以上を占めています。
100メートルに一軒はコンビニがあると言われ、人口当たりのコンビニ件数も世界一のコンビニ大国だそうです。
そんな台湾のコンビニについて紹介したいと思います。
私は、台湾に着いて日本のコンビニがあることに嬉しくなり、飛び込んでお店に入りました。
しかし入った瞬間今まで匂ったことのない匂いがしたのです。
その正体は茶葉蛋というお茶で卵を煮たものでした。
見た目は、今まで見たことのない卵の色をしているのですが、意外とおいしいのです。
そして私は慣れない匂いを嗅ぎながらお茶を買いました。
店を出てさっそく開けて飲んでみると、思わず吹き出しそうになりました。
なぜなら、お茶が甘いのです。よく見てみると砂糖入りと書いてありました。
台湾のお茶には砂糖入りと、無糖というのがあったのです。
もし台湾に行くことがあれば砂糖入りのお茶にもチャレンジしてみてください。
そして、また歩いているとトイレがしたくなったのでコンビニにかけこみました。
しかしどこを探してもないのです。
仕方なく近くにあるコンビニに入りトイレを探しましたが、またないのです。
私はそこでやっと台湾のコンビニにはトイレがないと気づきました。
トイレは事前に済ましておくことをお勧めします。
今では日本でも当たり前になってきたイートインスペースは私が台湾に行ったときにはすでにありました。
他にも、最近やっと日本のコンビニはレジ袋が有料になりましたが、私が台湾に行ったときには、すでにレジ袋は基本的には貰えず有料でした。
このように海外観光地に行くのもいいですが、身近な所に目を向けて見るのもおもしろいです。
そうすれば旅行に行くだけで、現地の人の生活などが少し見えてきますし、文化やマナーについても学ぶことができるでしょう。(西澤徳彦)