災害救援ひのきしん隊奈良教区隊(植田一平隊長)は、3月2日に支部担当者研修会を行った。
この研修会は、有事に備えて知識や技術を習得することを目的に毎年行われている。
今年度は、災害発生時の救難支援や救助について学ぶために、阿倍野防災センターの体験型防災学習施設「あべのタスカル」で行った。
当日、中和詰所へ集合した担当者と委員は、マイクロバスに乗車し出発。
大阪市阿倍野区にあるあべのタスカルへ到着、施設内を見学した後、13時から体験学習を開始した。
いくつかのコースに分かれており、今回のDコースは「周りの人を守るために共助について学ぼう! 」がテーマ。
始めに高さ6メートルもある大型シアターで、震災発生時の危険について映像で学んだ。
その後、減災の学習、がれきの街に潜む危険やがれきの下敷きなった人を救助する方法を体験した。
最後の震度7体験では、阪神淡路大震災の揺れと、南海トラフ地震の想定される揺れを体感し、約1時間のコースが終了した。
参加者は体験を通して防災を学ぶことができ、有意義な時間を過ごした。
委員9名、支部担当者5名が参加した。