災害救援ひのきしん隊奈良教区隊(植田一平隊長)は、5月29日、立教187年度近畿ブロック訓練に参加した。
この訓練は、有事に即応する体制強化とブロック内の連携強化を目的として(定期的に)実施しているもので、今回は5月28日から30日にかけて、大阪教区隊が主となって、大阪府交野市にある大阪府民の森くろんど園地で行われた。
奈良教区隊の実動日となった29日は、6時に奈良教務支庁を集合し出発。
現場では、大阪、和歌山教区隊と共に安村真一郎本部主事を迎えて結隊式が行われ、その後作業を開始した。
この度の作業内容は、すいれん池の浚渫作業 (重機による土砂上げ)、道路整備、草刈り、側溝堀りなど。
前日の大雨によるぬかるみもあったが、丁寧に舗装をしていく中、園内を歩行される方々からは、感謝の言葉も頂き、喜び心いっぱいに作業にあたった。
1日のみのブロック訓練であったが、常任委員や隊員の世代交代が進む中で、現場作業のスキルの研鑽の場となっただけでなく、この度の訓練が経験できたことは、今後の被災地などの出動に向けての非常に有意義な機会となった。
参加者は常任委員6名、隊員6名の12名であった。(記・上村知孝副隊長)