教区雅楽部は、4月28日、第一回雅楽講習会を教務支庁で開催した。
この講習会は、小学五年生以上を対象とし、月に一度、三管(笙・篳篥・龍笛)毎に、初級と中級に分かれて、講師から指導を受ける内容となっている。
初開催となった今回は、各管初級コースと、篳篥の中級コースが開催された。
初級では、講師の説明のもと、楽器の構え方、指使いや音の出し方を学び、また唱歌(楽譜を歌って曲の奏法を覚える)にも取り組んだ。
中級は、参加者の要望に応じて、講師がより専門的な指導を行った。
参加者は初級11人、中級1人。
関係者は、今後も月に一度、受講生が楽しみながら雅楽に触れて、管内の雅楽奏者の増加と、技術の向上に繋がるよう努めていきたいと語る。
尚、今後は初級コースのみの開催になる。