法人実務について(教区事務所より)

全教会が所轄庁へ提出を

日々は、お道の上に、そして教区・支部の上にも熱心におつとめくださいましてご苦労様に存じます。

又、三月は年度末で何かと後始末のことで忙しくなってくる時でございますが、教区においては、各部各会が新年度の行事計画がなされ、心楽しみにしている時でございます。

教区事務所と致しましては、各部各会が執り行う行事の庁舎使用管理、又、本部つながりの中継場所として、更には、教務支庁自体が執り行う毎月の役職員会議の準備運営をはじめ、諸会議の準備、事情願書、法人願書に関わる作業、年二回の献米、そして毎年の所轄庁への提出書類と五年毎の役員変更届等、滞りなく作業を執り行えますことは、教会長・布教所長皆様方の御真実の賜物と存じます。何卒、新年度もよろしくお願い申し上げます。

皆様方の御周知の通りでありますが、宗教活動を行えば、公益性を有する上から法律によって守られ、恩典を受ける替わりにお道本来の宗教活動、日々神様をお祈り申し、布教に専念して内容充実に務めることはもちろんのこと、事務的にしなくてはいけない作業があります。

それは、教会長(代表役員)、役員(責任役員)をおき、会議を経て運営し、議事録を残し、信者に公告をし、財産管理、会計管理をしていくことであります。

すなわち「事務所備え付け書類」を作成し保存することであります。更には、法人教会は所轄庁に提出する義務があることです。

令和四年度分の所轄庁への提出について、三月二十九日に提出要紙(表紙、役員名簿、財産目録、決算書、封筒)を配布する予定です。

毎年六月のご提出をお願いしておりますが、直接に県庁に提出する教会もあり、未提出教会につきましては、十月に県庁に未提出教会の確認を行って、本部法人課へ十月末日迄に未提出教会のリストを提出しております。

その結果、法人課より直属教会に現状の報告と提出の催促をお願いしているのであります。何卒、百パーセント提出が適いますようご協力の程をお願い申しあげます。

そして、国は教会を事業所と位置付けしている上から、突然に無作為で調査票が送られてきて提出を促されます。今までに経験がおありのことと思います。そのような時は放置せず判読しかねる場合は支部の担当の方にご相談くださるようお願い致します。

教区 書記