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小川へ行って雑魚取りをする。そして、泥鰌、モロコ、エビなどをとって来る。
それを甘煮にして教祖のお目にかけると、教祖は、その中の一番大きそうなのをお取り出しになって、子供にでも言うて聞かせるように、
「皆んなに、おいしいと言うて食べてもろうて、今度は出世しておいでや。」
と、仰せられ、それから、お側に居る人々に、
「こうして、一番大きなものに得心さしたなら、後は皆、得心する道理やろ。」
このお話は、現在のように、コンクリートの川ではなく魚取りで暴れても、
「小川の水は三尺流れるときれいになる」
と言われる程、まだ自然は生きていると感じる時代。
そんな川には何百年も生き続けている、鯉、鮒、鯰が生息していたであろう。
また、百姓家では、馬、牛、犬、鶏などもいて、子どもにとってはそれらは家族に近い存在であったし、虫や魚も時には遊び友だちである。
そんな日々の暮らしの人々には、教祖の仰せられた「おいしいと言うて食べてもろたら‥‥」とのお言葉は感覚的に理解でき、人の命は、他の命をいただいて生きていることに感謝を捧げられたのだと思った。
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