「教祖百二十年祭の年 不変の信念で」
                                  主事  前川 弘

 冬晴れのもと、厳かに且つ盛大につとめられた教祖百二十年祭から早や三ヶ月、桜咲き心和む候と共に、年祭の時に定めた心はだんだん緩んでいませんか。

 「年祭という節目を機に、これまでのつとめ方をいま一度振り返り、目標を見据え直し、心新たに、をやの思いにお応えする道を勇んで歩み出すことを、共々お誓い申し上げたいと思います。」
 (教祖百二十年祭 真柱様の神殿           講話より)

 ところで、今年はモーツアルト生誕二百五十年と言うことで、世は静かなるクラッシックブーム。その中でクラッシック音痴の私が、ふと耳にしたヴァイオリンの調べ、静かな中に澄み切った、それでいて迫りくる力強い調べ。私はその場に居られる人に、恥も外聞もなく尋ねると、「ヴァイオリン・ソナタ第3番」とのこと。そして奏者は今、世界的なヴァイオリニストの川畠成道さん32歳。

 クラッシックとはまったく無縁、ましてヴァイオリンなどほど遠い私ですが、この奏者に少々魅せられた。彼は八歳で視覚障害となり十歳からヴァイオリンを手に耳からの情報のみで勉強を重ね、桐朋学園大学卒業、英国王立音楽院へ留学、数々の賞に輝き、現在はイギリスを本拠にソリストとして国際的な演奏活動を展開しているという。その彼が曰く「視覚障害は不幸でなく神の手引きでありメッセージであるという不変の信念、人生観であります。一言で言うならば『人生に無駄はない』の実体験であります云々」と。

 真柱様は、続いて「今年一年は教祖百二十年祭の年として、年祭目指してつとめてきた成果を一年かけて表そうと申し合わせてきました。親里がおぢばがえりの人で賑わい、次の出発点の土台となる有意義な年となるように、つとめさせていただきたいと思います。」
 

 一度定めた心を、不変の信念と人生観で歩み続けたいお互いですが、貴方はいかがですか。花見酒にホロ酔いではありませんか。