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| 「おさづけの取次ぎの喜びを種に」 | ||
| 主事 平野知太郎 | ||
私共の教会では、『おさづけ取次ぎ30万回の喜びを種に、人をたすける心の涵養と実践につとめよう』というスローガンを三年千日の実動の柱と掲げて、つとめさせていただいております。 30万回の目標を掲げるについて、役員の間では、大いに議論沸騰いたしました。中には、「30万回という数は、目標としては実に少ない。せめて100万回。」という意見もかなり大勢を占めようとしておりました。 然し、「30万回という数は、決して達成のための目標ではない。255ヶ所の全部内教会の、先ず教会長が率先して、三年千日の日々必ずおさづけを取り次がせていただくという精神を表す数である。その結果は、恐らく30万回を遥かに超えるかも知れない。それはそれで結構。総数の結果よりもむしろ全教会が、或いは全教会の教会長が、先頭切っておさづけを取り次がせて頂くのだという精神で、三年千日を通りきれば、その精神は、必ずや部内よふぼくの人達の心にも映ってゆき、教祖におよろこび頂くという成果のご守護を頂けるに違いない。」という結論になりまして、「30万回の喜びを種に」、教祖年祭をつとめ切ろうということに決まった次第であります。 そして、その実行を前に、直轄教会ごとに目標を定め、封書して、大教会教祖殿に供え、朝夕のおつとめ、月次祭のおつとめに完遂のご守護を祈念いたしております。これも、その定めた回数を達成することが祈念の目標ではなく、夫々の部内教会が教会長を先頭に、部内よふぼくの人達と共に、毎日おさづけのお働きを頂いて、年祭の旬にふさわしいたすけの実をご守護頂くという決意の祈念であります。 従って、大教会としては、直轄教会の夫々の目標数を知る必要もありませんので、封書の中味は見ておりません。只、三年千日の暁に、夫々の教会が如何に教祖にお喜び頂けたかを封を開いて喜び合い、御礼を申し上げられるように努めようという約束をいたしております。 お陰で夫々の教会では、参拝場にグラフを掲示してよふぼくに啓蒙を呼び掛けて勇んでくれている所もいろいろあるようですし、又、素晴らしいご守護の喜びの話も色々耳に入ってまいります。 私個人も一人の教会長として、月次祭祭典後をはじめ、部内の皆さんの先頭に立って、おさづけ取次ぎの喜びを種に、今年こそは、三年千日の仕上げの年として、たすけ一条の御用のすべての心定めを必ず達成して、教祖の御恩にお応え申し上げねばならないと存じております。 掲載:立教168年1月号 |