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| 「たすけ一条の道場」 | ||
| 主事 矢追 富和 | ||
本年は、道の先達大会を受けて、月に1〜2度の「にをいがけ勉強会」・「実習」を実施し、一人でも多くの実動の輪を広げたいと願ってきました。 そんな時、ちょうど九月は「にをいがけ強調月間の月」とのことで、勉強はとり止め、各地・各教会での実動をさせて頂こうと、申し合わせておりましたところ、教会で身上の方を受け入れ、世話取りをさせて頂くことになりました。ほとんど、ベッド上での生活状態の方であります。退院の日に、看護師の方から、世話取りの方法・注意点などを聞き、教会の住込みの青年・女子青年を中心とした世話取りが始まりました。 当初、患部からの出血が2度あり、救急車のお世話になったこともありましたが、何とか、世話取りをしている者で対処は出来ないものかと、工夫を凝らしている状態です。それから十日程して、またまた出血がひどく、再入院という事になりましたが、四・五日して状態も治まりつつあるので、一日も早く退院をと希望され、ほとんど何の設備もない状態の教会へ戻ってこられたのです。 しばらくして本人がもらされたことは、身寄りのない自分を家族のように扱ってもらうことが大変うれしいということです。それから、毎週3回の受診に行っておられますが、突然の出血は、ほぼ治まるというご守護を頂いております。 教会に住込んでおりますと、ややもすれば布教に出にくい点もありますが、今回思いますのは、旬のお声に添って、何とかにをいがけ・おたすけの実践をと思う中に、おたすけの現場を教会の中にお与え頂いたことであります。 お世話取りに、得手・不得手はありますが、それぞれが持場・立場を通して、一喜一憂しながらも一丸となって真実をもっておたすけに取り組ませて頂けるありがたさと、心の安らぎを感じて頂けるようになたことであります。 今後とも、おぢばの理を充分にいただき、心を結び合い、たすけ一条の道場として、また、陽気ぐらしのひながたとしての教会を目指し、日々を心勇んで歩ませて頂きたいと思っております。 掲載:立教167年11月号 |