コロンビア印象記 その2

南アメリカのブラジルはポルトガルに征服されポルトガル語が、その他の国はスペインが征服したのでスペイン語が使われています。宗教は殆どが、キリスト教です。

コロンビア国内に赤道が走り、年中日本の初夏のような気候です。半袖で生活できます。基本的には3ヶ月ごとに雨期と乾季があります。最近は地球温暖化などの影響でその季節の移り変わりも、ずれてきています。日本のような、四季の移り変わりがないので、私としては寂しい限りです。こちらに来て、春先の桜の花の美しさが思い出されて改めて、日本の素晴らしさを思い返しています。
昨年の12月10日にコロンビアへ参りました。経済的には発展途上国で貧富の差が激しく、日本の敗戦後を思わせる光景も見られます。

道路の交差点ではいろんな光景が展開してカルチャーショックを受けました。物売りが多いのです。赤信号で車が止まると、物売りが殺到します。果物、新聞、携帯のケース、お菓子、ジュース、水、タバコ、文房具などです。タバコは、1本売りもあり売り子はライターで火をつけてくれます。

口の中から火を噴いたり、逆立ちをしたりの大道芸を見せてお金をもらいに来る子供います。
芸が出来ない人は、大人も、子供も窓を覗き込んでお金をねだっています。あどけない子供を見ると胸を痛めます。道路を歩いていて突然手を差し出してお金をねだる人もあります。


貧困層が多いのとテロ組織がたくさんあり、誘拐や強盗などが頻発していますので、自分の安全はお金で買うを言うのが原則です。

家は厳重な鉄格子が張り巡らせています。お金持ちの家は、ガードマンを雇っていますし、邸内は夜間番犬を放して警戒しています。。

さらに、お金持ちは外出するときは車に乗り、ピストル所持のガードマンを同行させています。スーパーマーケットはピストル、所によっては小銃(散弾銃)を持ったガードマンが警戒しています。最初は驚きましたが今は慣れてしまいました。
日本では、スーパーで買ったものは自分で袋に詰めますが、こちらは盗難防止の上から係りがつめます。

大型アパートは塀で囲まれ、入り口は厳重に警戒がなされ、訪問者は住人の承諾がなければ入れません。
私の住むアパートも入り口は24時間管理人が常駐し、管理人が内側からドアーを開けないと入れません。

犯罪防止の上から、身分証明書の携行が義務付けられています。
携帯電話の証明書も携行の義務があります。

このように緊張がある一面、一般の人々は、とても人なつこく、親切です。家内と近くの山に登るときなど、急斜面で家内が登りにくそうにしていると、私が手伝う前にすばやく駆け寄り手を貸してくれる男性がいるのです。始めて会った人でも永い間お付き合いをしていたように対応してくれます。

私は、簡単な挨拶程度のスペイン語のみしか分からずこちらに来ました。職場は基本的にはスペイン語ですので、意思の疎通を図るのに苦労しました。辞書片手に身振り手振りで何とかしのいでいます。

65歳から外国の言葉の習得は想像を超える困難さを感じています。
しかし、思いもかけないはるか地球の裏側コロンビアでの御用をお与え頂き大変感謝いたしております。私の人生でこれほどの体験は望んでも出来なかったことと思います。これからは、御用を誠実に勤めさせていただく所存です。